ノートに書き取る micopi のキャラクター

micopi 公式ドキュメント

最終更新日: 2026年7月28日

micopi(ミコピ)は、曲をパートごとに分離して音程を検出し、ピアノロールで 可視化する耳コピ支援アプリです。分離も音程検出もすべて端末内で処理するため、 通信は一切発生しません。このページでは、すべての機能と仕様を掲載しています。

1. micopi の概要

音符を抱えた micopi のキャラクター

micopi は、耳コピ(曲を聴いて音を採る作業)を助けるための iOS アプリです。 手持ちの曲を取り込むと、次の3つを行います。

  • パート分離 — 曲をボーカル・ピアノ・ベース・ギター・ドラム・その他に分ける
  • 音程検出 — パートごとに「どの高さの音が、いつ、どれだけ鳴っているか」を推定する
  • 可視化と再生 — 検出した音をピアノロールに流し、聴きながら目で追える形にする

設計の考え方

完全オンデバイス処理 音源分離・音程検出はすべて端末内の機械学習処理で行います。音声データが外部へ送信されることはなく、機内モードでも全機能が使えます。
買い切り サーバーを使わないため運用コストが発生せず、月額課金がありません。アカウント登録も不要です。
モデル同梱 使用する機械学習モデルはすべてアプリに含まれています。初回起動時のダウンロードはありません。
耳コピ補助であること 分離も音程検出も推定処理です。完全な採譜結果を出すものではなく、「聴き取りの手がかりを増やす道具」として設計されています。

2. 動作環境と対応フォーマット

ノートパソコンに向かう micopi のキャラクター

動作環境

  • iOS 17.0 以降の iPhone / iPad
  • ネットワーク接続は不要(機内モードでも全機能が使えます)
  • 分離処理は端末の性能に依存します。新しい端末ほど短時間で終わります

取り込める音源

音声ファイル ファイルアプリなどから、iOS が再生できる音声形式(m4a / mp3 / wav / aac / aiff など)を取り込めます。ファイルはそのままコピーされます。
ミュージックライブラリ 端末の「ミュージック」にある曲のうち、購入した曲やパソコンから同期した曲を取り込めます。取り込み時に m4a へ書き出されます。
カメラロールの動画 動画・画面収録の音声だけを抜き出して取り込みます。映像は保存されません。

取り込めないもの: Apple Music などのストリーミング配信曲、DRM で保護された曲は、 iOS の仕様上ほかのアプリから読み取れないため取り込めません。

長さの上限: 15分

15分を超える音源は取り込めません。パート分離も音程検出も曲全体の音声データを メモリ上に展開するため(44.1kHz ステレオで1分あたり約21MB、高品質分離では 中間データとあわせてその約2倍)、長尺を取り込むと処理中にメモリ上限を超えて アプリが強制終了されます。

長い音源は、聴き取りたい部分だけを切り出してから取り込んでください。 カメラロールの動画は、写真アプリでトリミングしてから選ぶとその範囲だけが取り込まれます。

3. はじめかた(最短の流れ)

  1. 曲リスト画面の右下の から曲を取り込みます。
  2. リストの曲をタップしてプレイヤー画面を開きます。この時点で、分離前の原曲(ミックス)に対する音程検出が自動的に始まります。
  3. 画面下部に並ぶパートのアイコンのうち、聴きたいパート(例: ピアノ)をタップします。まだ分離していないパートは、タップするとそのパートの分離が始まります。
  4. 分離が終わると、そのパートの音程検出が続けて自動的に行われ、ピアノロールに音符が並びます。
  5. あとは、テンポを落とす・A-B ループで区間を繰り返す・HOLD で瞬間の音を伸ばす、といった操作で聴き取りを進めます。

初回起動時には、曲リスト画面とプレイヤー画面でそれぞれチュートリアルが表示されます。 あとから見直したい場合は、曲リスト左上の メニュー、 またはプレイヤー画面の メニューから「使い方を見る」を選んでください。

4. 曲を取り込む

取り込みの3つの経路

曲リスト画面の右下にある ボタンをタップすると、3つの選択肢が開きます。

ミュージックから選ぶ 端末のミュージックライブラリから曲を選びます。初回はライブラリへのアクセス許可が必要です。
ファイルから選ぶ ファイルアプリ(iCloud Drive や他社クラウドを含む)から音声ファイル・動画ファイルを選びます。
カメラロールから選ぶ 写真ライブラリの動画を選びます。音声のみが抽出されます。

取り込み中の動作

取り込み時のエラー

この曲は保護されているため取り込めませんApple Music などの DRM 保護された曲です。購入した曲や、パソコンから同期した曲を選んでください。
15分を超える音源は取り込めません聴き取りたい部分を切り出してから取り込んでください。
この動画には音声が含まれていません音声トラックのない動画は取り込めません。
ミュージックライブラリへのアクセスが許可されていませんiOS の「設定 > micopi」からアクセスを許可してください。

5. 曲リスト画面

行の見かた

操作

曲を開く行をタップ
名前を変更行を右へスワイプ、または長押しして「名前を変更」
削除行を左へスワイプ
検索画面を下に引くと検索欄が出ます(曲名で絞り込み)
並べ替え右上のメニューから「追加が新しい順 / 曲名順(A→Z)/ 曲名順(Z→A)」。選んだ並び順は次回以降も保持されます
使い方・ライセンス左上の メニュー

曲を削除すると、その曲の原曲・分離済みパート・音程検出結果がすべて端末から削除されます。 処理中の曲を削除した場合は、その処理も中断されます。この操作は取り消せません。

6. プレイヤー画面の構成

プレイヤー画面は、上から下へ次の順に並んでいます。

⓪ 画面上部停止中は曲名。再生中と HOLD 中は、いま鳴っている音の音名に変わります(9章)。
① ピアノロール検出した音程を表示する領域。画面の余った縦幅をすべて使います。
② パートアイコンドラム・その他・ベース・ギター・ピアノ・ボーカルの6つ。分離と選択の入口です。分離の進捗もここに重ねて表示されます。
③ 拡大波形再生位置の前後±6秒を拡大表示。中央が現在位置です。
④ 全体波形と時間曲全体の波形。タップ/ドラッグで任意の位置へジャンプします。下に経過時間と残り時間が出ます。
⑤ A / リピート / Bループ区間の指定と、繰り返しの ON/OFF。左右に頭出し・末尾ジャンプのボタンがあります。
⑥ トランスポート10秒/5秒の前後移動、再生・一時停止、HOLD。
⑦ speed / key再生速度と移調。
⋯ メニュー右上。書き出し・表示設定・「分離前に戻す」など(15章)。

7. パート分離

パート単位で分離する

未分離のパートのアイコンは破線の枠で表示されます。タップすると、 そのパートだけの分離が始まります。曲全体を一度に分離するのではなく、 必要なパートだけを分離できるため、待ち時間を必要最小限にできます。

分離処理の都合で同時に得られるパートがある場合、それらもまとめて分離済みとして保存されます。 そのため、1つのパートを指定しても複数のアイコンが同時に有効になることがあります。

分離中の動作

所要時間の目安

およそ5分の曲で1分〜5分程度です。端末の性能と、分離するパート数によって変わります。 一度分離すれば結果は保存されるので、次回からは即座に開けます。

アプリを離れたときの挙動

iOS では、バックグラウンドのアプリは GPU を使えません。micopi の分離・検出は 処理の区切りごとにこれを確認し、バックグラウンドの間は待機して、 アプリに戻ると続きから自動的に再開します(エラーにはなりません)。

8. 音程検出

いつ実行されるか

検出結果は曲ごと・パートごとに保存されるため、2回目以降は待ち時間なく表示されます。 複数パートをまとめて検出する場合、進捗はパート数で按分して表示されます。

検出の対象

9. ピアノロールと音名表示

見かた

操作

左右にドラッグ表示する音域を移動(A0〜C8 の範囲でパン)
上下にドラッグ再生位置のスクラブ(譜面が指に付いてくる向き)
ダブルタップ音域を自動レンジに戻す

画面に表示する音域の広さは、 メニューの「ピアノロールの表示音域」で 3 / 4 / 5 オクターブから選べます(既定は4オクターブ、曲ごとに保存されます)。

いま鳴っている音の音名

再生中は、画面上部の曲名がいま鳴っている音の音名に変わります(例:「C E G」)。 表示のもとになるのはピアノロールに描いている音符と同じなので、 目で追っている音符の名前をそのまま読み取れます。停止すると曲名に戻ります。

音程検出が終わっていない曲では曲名のままです。パートを選んでいない場合は、 ピアノロールと同じくミックスの検出結果から音名を出します。

10. パートの選択・ミュート

アイコンの状態

破線の枠未分離。タップするとそのパートの分離が始まります。
通常表示分離済み。タップで選択できます。
色付き・枠あり選択中。ピアノロールにそのパートが表示されます。
斜線オフ(ミュート)。そのパートの音だけが鳴りません。

操作

タップ(分離済み)選択/解除。複数のパートを同時に選ぶと、ピアノロールに重ねて表示されます。何も選んでいない状態=原曲どおりの再生です。
タップ(未分離)そのパートの分離を開始(続けて音程検出)
長押し(分離済み)そのパートをオフにする/戻す

選択とミュートは別の機能です

選択は「どのパートを見る/際立たせるか」、 オフ(長押し)は「どのパートの音を消すか」です。 2つは独立しているため、自分のパートの譜面を見ながら、その音だけを消した マイナスワン音源で練習するといった使い方ができます。

パートを選んだときの他パートの鳴り方

メニューの「パートを選んだとき」で、曲ごとに切り替えられます。

選択したパートのみ再生従来のソロ。選んだパート以外は鳴りません。
他のパートを50%で再生(既定)原曲の中で目的のパートを追いかけたいときに。
他のパートも再生音は原曲のまま。切り替わるのはピアノロールの表示だけです。

選択したパートの選択状態・オフの状態は曲ごとに保存され、曲を開き直しても復元されます。

11. 再生・移動・ループ

再生と移動

再生 / 一時停止中央の大きなボタン
5秒 / 10秒の前後移動再生ボタンの左右のボタン
頭出し / 末尾へA-B 行の左右端のボタン
全体波形タップ/ドラッグでその位置へジャンプ
拡大波形掴んで左右にドラッグすると、±6秒の範囲で位置を微調整(この間 HOLD が働きます。12章

Bluetooth イヤホン使用時の遅延は自動的に補正され、再生位置の表示・ピアノロールの 流れが音とずれにくくなっています。ただしイヤホンの仕様(対応コーデックなど)によっては 誤差が残る場合があります。

A-B ループ

A / B を設定ボタンをタップすると、その時点の再生位置が設定されます(設定済みなら上書き)
A / B を解除ボタンを長押し
繰り返しの ON/OFF中央のリピートボタン(点灯=有効)

メニューの「リピート再生」は曲全体のリピートです。 A-B ループが有効な場合は、区間の繰り返しが優先されます。

12. HOLD(音の持続)

椅子に座ってひと休みする micopi のキャラクター

HOLD は、その瞬間の音を止めたまま鳴らし続ける機能です。 速いコードチェンジの中の1つのボイシングや、一瞬で過ぎるパッセージの音を、 時間をかけて確かめられます。

操作

短くタップHOLD 開始(そのまま持続)。もう一度タップで解除
押しっぱなし押している間だけ HOLD。指を離すと解除
拡大波形を掴む触れた瞬間に HOLD が始まり、左右のドラッグで位置を探れます(±6秒=画面幅)。指を離すと元の再生状態に戻ります

音の性質について

HOLD は、その瞬間の音の周波数成分を取り出して引き伸ばす方式(スペクトル・フリーズ)です。 短い区間を単純に繰り返す方式と違って周期的なうねりが出ないかわりに、 残響がかかったような拡散的な音色になります。これは方式上の性質で、不具合ではありません。

13. テンポとキー

speed(再生速度) 25%〜150% を1%刻みで変更できます。音の高さは変わりません。
key(移調) ±12半音(1オクターブ)を半音刻みで変更できます。速度は変わりません。

操作

± ボタン1ステップずつ変更
横スワイプまとめて変更(speed は指の移動量あたりの刻みが細かく、key は粗く設定されています)
中央をダブルタップリセット(100% / ±0)

50% を下回る速度では、タイムストレッチ特有の音の粗さが増えます。 それでも速いフレーズの聴き取りを優先して、25% まで下げられるようにしています。

14. 書き出し(MIDI・音源)

MIDI を書き出す

メニューの「MIDIを書き出す」から、検出済みの全パートを1つの MIDI ファイル(SMF)として共有できます。楽譜作成アプリや DAW に読み込んで、 採譜の続きを進められます。

形式SMF format 1 / 480 ticks per beat
テンポBPM 120 固定(原曲のテンポ解析は行いません)
トラック構成テンポトラック+検出済みパートごとに1トラック。トラック名はパート名
ベロシティ検出した音の強さを反映

音符の時間位置は「秒」を BPM 120 換算で置いたものです。原曲のテンポや拍子には 合っていないため、読み込み先で必要に応じてテンポを合わせてください。

分離した音源を書き出す

メニューの「分離した音源を書き出す」から、分離済みの各パートを WAV ファイルとして共有できます。ファイル名は「曲名 - パート名.wav」の形式です。 DAW に取り込んで編曲やリミックスに使えます。

形式: 16bit / 44.1kHz / ステレオ WAV

プレイヤー画面右上の から開きます。設定はすべて曲ごとに保存されます。

リピート再生曲全体を繰り返します(A-B ループが有効な場合は区間の繰り返しが優先)
パートを選んだとき選択したパートのみ/他のパートを50%で/他のパートも再生(10章
ピアノロールの表示音域3 / 4 / 5 オクターブ
MIDIを書き出す検出済みのパートがある場合に表示されます
分離した音源を書き出す分離済みのパートがある場合に表示されます
分離前に戻す分離結果と各パートの検出結果を削除し、原曲だけの状態に戻します
ピアノ音源モード未分離の曲にのみ表示されます(下記)
使い方を見るプレイヤー画面のチュートリアルを再表示します

ピアノ音源モード

ピアノだけの曲(ピアノソロ、弾き語りのピアノ部分など)を分離せずにそのまま 採譜するモードです。オンにすると、原曲に対してピアノ専用の高精度な音程検出が使われ、 精度が向上します。分離処理を挟まないぶん待ち時間も短くなります。

分離前に戻す

分離したパートの音声と、パートごとの音程検出結果を削除して、取り込んだ原曲だけの 状態に戻します。原曲ファイルは分離後も保持されているため、いつでも戻せますし、 もう一度分離し直すこともできます。

分離でパートの音が欠けてしまったときに、ミックスのまま検出し直したい場合や、 端末の空き容量を空けたい場合に使います。実行前に確認ダイアログが出ます。

16. 精度と限界

得意な曲

録音の品質にもよりますが、ジャズピアノのトランスクライブでは、かなり速いパッセージでも音程を明確に拾えることを確認しています。

苦手な曲

起こりうること

音程検出の結果は「正解」ではなく、聴き取りの手がかりです。最終的な判断は必ず耳で確認してください。

精度を上げるためにできること

17. データの保存と容量

保存されるもの

取り込んだ曲ごとに、次のデータが端末内のアプリ領域に保存されます。

原曲取り込んだ音声(分離後も保持されるため「分離前に戻す」ができます)
分離済みパートパートごとの WAV(16bit / 44.1kHz / ステレオ)
音程検出結果パートごとの検出データ
MIDI検出結果から生成されるファイル
アートワーク曲リストのサムネイル用の画像

分離済みパートは非圧縮の WAV です。全パートを分離すると、原曲の何倍もの容量を使います。 空き容量が少ない場合は、使わなくなった曲を削除するか、「分離前に戻す」で分離結果だけを 削除してください。

削除したとき

micopi は iCloud バックアップや端末間の同期を行いません。データは取り込んだ端末の中だけに存在します。

18. プライバシーと通信

詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。

19. 技術仕様

使用している機械学習モデル

音源分離Demucs(HTDemucs)系のモデル。ボーカル・ベース・その他の専門モデルで分離し、ドラムは原曲から差し引いて作成、さらに残りからギターとピアノを分離します。この構成により、全パートの合計がほぼ原曲と一致します。
音程検出(汎用)basic-pitch。ボーカル・ベース・ギター・その他・ミックスに使用。ポリフォニック(同時に複数音)対応。
音程検出(ピアノ)ピアノ専用の高精度な転写モデル。ピアノのパート、およびピアノ音源モードで使用。88鍵全域を対象とし、音の立ち上がりをフレームより細かい精度で推定します。

すべてのモデルはアプリに同梱されており、ダウンロードは発生しません。

処理の内部仕様(概要)

実装SwiftUI / SwiftData / AVFoundation / Accelerate / Core ML。外部ライブラリへの依存はありません
分離の処理単位曲を約7.8秒のセグメントに分割し、重ねながらつないで(オーバーラップ加算)出力します。確定した部分から順次ファイルへ書き出すため、曲全体をメモリに保持しません
音声の内部形式分離は 44.1kHz ステレオ。音程検出はモデルに応じて 22.05kHz / 16kHz のモノラルへ変換(ブロック単位のストリーミング変換)
再生エンジンパートごとの再生ノードをミキサーで合成し、テンポ・キー変更はピッチ維持のタイムストレッチユニットで処理
数値検証信号処理・モデル推論・後処理は、macOS 上でアプリと同一のコードを実行し、Python の原本実装と一致することを検証しています

20. ライセンス

micopi は以下のオープンソースモデルを、端末内での推論にのみ使用しています。 アプリ内でも「曲リスト画面 左上の → ライセンス」から確認できます。

Demucs
(htdemucs / htdemucs_ft / htdemucs_6s)
音源分離モデル
MIT License © Meta Platforms, Inc.
github.com/facebookresearch/demucs
basic-pitch 音程検出モデル(標準)
Apache License 2.0 © Spotify AB
github.com/spotify/basic-pitch
Piano Transcription Inference ピアノ音程検出モデル(高精度)
Apache License 2.0 © Qiuqiang Kong
github.com/qiuqiangkong/piano_transcription_inference

各ライセンスの全文はリンク先を参照してください。

著作権について

micopi で分離・採譜した結果の利用は、元の楽曲の著作権法上の制約を受けます。 私的使用の範囲を超える利用(公開・配布・演奏など)については、 利用者ご自身の責任でご確認ください。

21. よくある質問

ストリーミングの曲を取り込めますか?

取り込めません。Apple Music などで配信されている曲や DRM で保護された曲は、 iOS の仕様上ほかのアプリから読み取れません。購入した曲、パソコンから同期した曲、 ファイルアプリにある音声ファイル、カメラロールの動画の音声が対象です。

分離や検出が終わりません/時間がかかります

分離は端末上の機械学習処理のため、曲の長さと端末の性能に応じて時間がかかります (5分の曲でおよそ1〜5分)。アプリを開いたままお待ちください。バックグラウンドでは 処理が待機状態になるため、ホーム画面に戻ると進みません。中断したい場合はキャンセルできます。

処理中に他の曲も分離できますか?

投入はできますが、実行は1件ずつです(「順番待ち」と表示されます)。 メモリの制約上、複数を同時に処理することはできません。

ピアノロールに何も表示されません

特定のパートだけを消した音源で練習したい

分離済みのパートのアイコンを長押しすると、そのパートだけが鳴らなくなります (マイナスワン)。譜面の表示(選択)とは独立しているので、消したパートのピアノロールを 見ながら演奏できます。

端末の空き容量が足りないと言われます

分離済みパートは非圧縮の音声データとして保存されるため、容量を多く使います。 使わなくなった曲を削除するか、「分離前に戻す」で分離結果だけを削除してください。

書き出した MIDI のテンポが曲と合いません

MIDI は BPM 120 固定で書き出されます(原曲のテンポ解析は行っていません)。 音符の時間位置は実時間に基づいているため、読み込み先のアプリでテンポを 原曲に合わせて調整してください。

処理中にアプリが落ちました

長い曲や、端末の空きメモリが少ない状態では、処理中に強制終了されることがあります。 ほかのアプリを終了してから再度お試しください。データが壊れることはありません (完了したパートのみが保存されます)。再現する場合は サポートまでご連絡ください。

データのバックアップや別端末への移行はできますか?

アプリ内でのバックアップ・同期機能はありません。必要な結果は MIDI やオーディオとして 書き出して保存してください。

22. 用語集

耳コピ曲を聴いて、演奏されている音を採ること。
パート分離(音源分離)混ざった音源を、楽器や声ごとの音に分ける処理。分けた1つ1つを「ステム」とも呼びます。
ミックス分離する前の、取り込んだままの原曲。
音程検出(転写・採譜)音声から「どの高さの音が、いつ、どれだけ鳴っているか」を推定する処理。
ピアノロール音の高さと時間を格子状に表した図。DAW などで一般的な表示方式です。
ポリフォニック同時に複数の音が鳴っている状態。和音やハモリを含みます。
マイナスワン特定のパートだけを抜いた音源。そのパートを自分で演奏する練習に使います。
A-B ループ曲の中の2点(A と B)で区間を指定し、そこだけを繰り返し再生すること。
SMF(Standard MIDI File)MIDI の標準ファイル形式。楽譜作成アプリや DAW で読み込めます。
タイムストレッチ音の高さを変えずに再生速度だけを変える処理。
オンデバイス処理サーバーへ送らず、端末の中だけで処理を完結させること。

お問い合わせ

音符を抱えた micopi のキャラクター

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